引越したい俺vs 契約更新したい家族

いきなりタイトルを覆すが来月、今借りている賃貸の更新をする。

 

賃貸契約を更新するのは上京して初めて住んだ部屋以来、12年ぶりになる。

初めて借りた部屋は4年住んだのだけれど、それ以降はきっちり2年刻みで住処を移してきた。

 

更新を好まない理由としては、更新料金を払うのがシンプルにバカらしいという気分もあるけれど、それ以上に環境への慣れ = 停滞みたいな感覚が自分の中にあることも大きい。

単に飽きっぽいだけだろうと言われるとそれはそれで否定できないのだけれど、住環境は定期的に変化を持たせたい派なのだ。

 

「いや、同じ国のしかも東京23区内で引越しているだけで、大して環境変わっとらんやんけ」と指摘されるとすみませんぐうの音もでません、、、なんだけど、一方で東京23区というのは区が一つ違うだけで人や様相が別の県民かと思うくらい様変わりするところがあり、これはこれで東京の面白いところなんですよ、という主張でお茶を濁しておこう。いや、これまじで実際別の街だからね!?

 

話がそれた。ではなぜ今回は更新するのか?

ライフスタイルが変わったからである。

三年ほど前から家人と二人+猫一匹暮らしになったことが大きい。正直、また違う場所に住んでみたい欲はあるが、家人は私より感性が鋭く繊細であるがゆえ、環境の変化に伴うストレスにも人一倍敏感である。猫もいれば尚更である。

他の理由として、猫可物件で絞ると選択肢がかなり限られてくる、という現実的な側面もある。

 

…で、

住環境を変えたい自分と、家族が安心できる暮らしを両立させることはできないものかとぼんやり思案していたのだけれど、手段の一つとして二拠点生活というのは良いアイディアだよな、とあらためて思い始めている。

今までなら発想すらできなかったが、パンデミック前後で二拠点生活を実現した人々が増えていることもありなんとなくイメージが湧いてきた。住処を変えたい、という欲求自体だいたい気分なわけで、二拠点生活をすることで薄まる可能性はありそうだ。

 

私は名もなき一介の会社員なので、所属組織のレギュレーションであったり、家の事情、将来の展望や物理的制約など考えないといけないトピックは無限にでてくるわけだが、しかしやってできなくはなかろう、という根拠のない自信もある。あとはより具体的なイメージと、実現するために逆算してやっていくだけである。候補地もいくつかあり、二年後に向けどう形にするか練っていきたい気持ち。

 

今回も特にオチはないので、ここまで読んでくれた奇特なあなたには、代わりにmiaou新作の先行曲をシェアします。12年ぶりの新作アルバムです。これ聴いて爽快な気分になって帰ってくださいませ。

 

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