高城剛のトークライブに行ってきたよ

高城剛トークライブへ行ってきた。

ちょっと時間があいてしまったけど、メモ書きと感想を書いておこうと思う。

 

「旅は、人を幸せにするのか」というテーマで90分の予定。

渋谷公会堂は想像より広く、そして席は見事に埋まっていた。
1Fが1,235席+2F 849席なので計2,083席が埋まっている計算になる。
2Fは満席でなかったかもしれないが、1Fは間違いなく埋まっていて、
2,000人超きたらしい。入場無料である。
メルマガ会員限定の招待のはずなので、
メルマガをとってるひとはこの20倍は余裕で超えそうだ。

 

ちなみに写真撮影録画録音すべてフリーだった。

(フラッシュだけ注意して、と主催者が話していた。)

入場時も特に当選メールを見せるみたいなことはなかった。

 

きている客は様々だったが、学生らしき若者がいた。

あとは色の黒いめっちゃ遊んでいそうなおっさんとか。

スーツ姿のおっさんもけっこういた。

実際ぼくの隣の席も仕事帰りと思われる(けっこう礼儀正しそうな)おっさんだった。

隣の席のおっさんはトークライブがはじまるまで英字の本をずっと読んでいた。

そのさらに横もスーツのおっさん二人組だったが、

こちらは写真をとったり談笑したりの普通の感じだった。

遠方からきてそうな人もちらほらいた。

やはり男性が多い印象があるが、女性もけっこういた。

割合は6:4くらいじゃなかろうか。

 

高城剛は白シャツにネイビーの短パンでやってきた。
声は朗々と明るく、元気があった。
ちなみに時間は90分だったけど、水も飲まずずっとしゃべりっぱなしだった。
しゃべるの得意だし好きそうだ。

 

話の内容としては

・近況(最近行っていたブルックリンの状況)
・おすすめの南の島々

・なぜ南の島は人を幸せにするのか、
・自分の島を見つけて欲しい

といった話に進んでいった。
メルマガとかぶっている内容も多かった。

 

興味ぶかかった内容を以下に列挙列挙ォ!!

 
・ブルックリンはマンハッタンの生活に疑問を感じたり

 嫌気を感じた人々が移り住んでできた街。
・元々倉庫街でビルがないので、空が広い。
・鉄道が南北に伸びていない。移動手段は自転車が多い。

・アメリカ和牛(種牛を日本から運び、ブルックリンで放牧する)
・イタリアからエスプレッソを輸入して新しいコーヒーをつくったように、
 抹茶をブルックリン流にアレンジ(高城剛はRemixと表現)して新しいものを創りはじめている。
 高城剛は抹茶はおいしい、と感じていた。

・ブルックリンも物価が上がり始めていて、

 (企業がマルシェに投資をはじめているらしい)
 元からいた人や早く移住してきた人はさらに移動しているらしい。

 

・ステルススターバックスが存在する。
 公にはスターバックス資本であることを公表していないが、
 客にバレるとこっそり看板をだす。


 
・ブラジルのフェルナンド・デ・ノローニャ島ははじめ国が管理していたが、
 客が増えればOKだろ、という考えで経営をしていて全然客が増えなかった。
 ある民間企業(金持ち)にまかせたところ
 「客層を富裕客に絞ったほうがいい」という発想で、入島料をとりはじめ、
 (ビーチにはいるにも予約が必要らしい)

 客層を限定しはじめてうまくいっているらしい。
 よい客が集まる(集める)と、サービスはよい方向に継続していけるらしい。
 客筋は大事だという話につながる。
 
 ・時代は大旅行時代、10年後はLCCも発達しさらに観光客の数は増える。

 人が多くなると島の開発も増えたり環境が変わるので、今から旅をはじめるべき。

 

・2015年末にはタイ・ドイツ間を99ユーロで飛ぶLCCが飛ぶ 

 

・幸福を感じる度合いは年収が250万円から500万円に変わっても9%しか変わらない。

 

・全米家電協会が2010年に『クリスマスに望むものはなんですか?』
 というアンケートをとったところ、
 アンケートの結果…1位は、「幸福と平和」!!

 

・弱った全米家電協会、2011年に再度同じアンケートをとった結果、

 1位は(「幸福と平和」と僅差で)「iPad」(笑)

 

・「ぼくも『幸福と最先端のデバイス、どちらがほしいか?」と訊かれたら、揺れます笑」
・「ぼくはね、両方だと思っています。この時代に生きていて、モノを完全になくすことはできません。」
・「ぼくもなにかデバイスを使うことで写真を撮れたり、皆さんにお話ができています。」

・「僕の理屈は非常に簡単で、持っていけちゃうものなら全部買う。持っていけないものを買いすぎるから『余剰』になるわけす。」


・日本の家電業界が厳しいのは、『テレビ』という『持っていけないもの』を高額で売っているから。

 

高城剛本人の中でもまだまだ欲しいものは買いたい、という物欲がある自分と
 物質からもっとフリーになりたい、という自分とのせめぎあい、葛藤がある。

 


ヒンドゥー教では十字路には悪魔が降り立つよくない地形と信じられていることから、
 街はT字路が多い。信号もないのでバスがくると混雑して渋滞の原因になるらしい。
 以前は30分で行けた距離がいまでは5時間くらいかかるとのこと。
 こういうことが他の場所でも起きてくる。

 

ギリシャの島には電話もネット予約もなく、
 予約をするにもそのお店まで行かないといけないレストランがあるそうな。

 

・幸福を感じさせる脳内麻薬・セロトニンは太ももを動かすことでも分泌される。
 歩く・移動すると幸福度が増す。

 

・自分の島を見つけなさい、という話。
・計画をするだけでも楽しくなる。
 まず計画しましょう、という話だった。


自分の島をみつけろ、といわれ、

今、自分の知っている島々の中からチョイスをするのであれば、

イビサかなぁという結論に。
控えめにいってもこれまで面白い遊び方というのをほとんど経験してこなかったので、
ぶっちぎりに楽しく遊ぶ人々とはどういう人種なのか、見てきたい。
できれば自分も楽しんできたいよね。


ボラカイとかパラワンとかは、旅慣れてないと厳しいんじゃないか、
みたいな勝手な恐れがある。

 

経験が人を幸せにするのであれば、

多くの経験ができるようなライフスタイルがよいのか
多くの経験というと曖昧だけれど、
ぼくは「多くの違う場所で普段食べないものを食べ、話したことのない人の話をきき、したことのないことをする」と解釈する。


毎日ちがうベッドで寝て、違うものを食べられる生活をするには

どうすればいいだろう?