生まれてはじめて写真集を買った。
志賀理江子の「螺旋海岸」というやつだ
本業がカメラマン&アシスタントをやっている
職場のスタッフの女の子が
「欲しいけど高くて買えない」と話していたので
どれどれ、どんな写真集なんだろう、ひとつ買ってプレゼントしてやろう
と思いたち、早速翌日蔦屋へ出かけて見に行った。
探すこと5分で写真集は見つかったので早速眺めてみる。
撮影するのにどれくらいの期間があてられたのか、
実際には何千何万ショットと撮っていると思われる。
ばかでかく分厚い本だったが、
物理的なものだけではない、重みを感じた。
レジで並んでいる時、色違いのCote&Cielのリュックを背負った兄ちゃんがいて、
おれのほうが先に買ったぞ、
みたいなへんな優越感を勝手に感じていた。